10月パンレッスン終了しました

食のアトリエ・スパロウ、10月パンレッスンが終了しました。
パンとチーズの会では有機天然酵母の「かぼちゃのちぎりパン」を作りまし た。

ハロウィンにちなんで今月はかぼちゃを使ったパンです。
丸めだけの簡単成形ですが、型に並べて大きく焼くと素敵な焼き上がり。
パーティーのお土産にもいいかなと考えました。

みなさんで丸めたかぼちゃ生地、初心者の方でも失敗なくできる丸め方などお伝えしました。
最終発酵が終わってふっくら。
これからオーブンに入れて焼きます。

オーブンに入れて待つこと28分。
ほんのり甘いにおいがしてきます。「お腹すいた~」の声も。
ふんわりきれいに焼き上がりました。
焼けると黄色がより鮮やかになります。

ぷっくりホッペみたいで可愛らしいですね。
かぼちゃ入りの生地は超しっとり。
小麦だけで作るパンとは違った独特の食感です。

この歯ざわりを実際に食べていただきたいな。
パン生地にかぼちゃを使う時のちょっとしたコツ。
そんな事をお伝えしながらのパン作りでした。

実習後のランチタイム。
・パン:かぼちゃのちぎりパン
・サラダ:無花果とぶどうと生ハムの赤いサラダ
・メイン:豚フィレ肉のソテー ゴルゴンゾーラソース
・チーズ:マスカルポーネ 町村農場(日本)製
・デザート:栗のケーキ 2種のクリームと

 メインのお肉は、切り込みを入れてローズマリーなどのハーブを挟んでソテーして、
ゴルゴンゾーラチーズやケッパー入りのソースで軽く煮ました。
サラダは無花果とぶどう入り。バルサミコ入りドレッシングで和えました。
フルーツ入りのサラダにはバルサミコ酢が相性いいな、と思ってよく使います。

どちらもササッとできるお惣菜。
「早速家で作ってみますね」とおっしゃっていただけると嬉しいですね。
ふだんのお食事のヒントになればと思います。

今月のチーズは「マスカルポーネ」でした。
マスカルポーネは何度かご紹介しているのですが、かぼちゃのパンにとっても合いそうなので選びました。

今回は北海道「町村農場」製を選びました。
北海道を代表する乳業メーカー。
100年もの歴史のある北海道の酪農のさきがけとなった牧場です。
100年に渡り良い餌を育て、良い牛を育て、良い牛乳を搾ってきました。
牛乳やバター・チーズだけではなく、ソフトクリームやドーナツなど新しいスイーツも開発しています。
基本の牛乳がしっかりしているので、どれも素材の味が生きている優しい味わいです。

今年の夏は災害が相次ぎ、北海道も地震で大きな被害を受けました。
酪農にも影響があったようで、牛舎の様子などをニュースで見ると心苦しい思いでした。
酪農の盛んな北海道のチーズをご紹介したいと、今回のマスカルポーネを選びました。

町村農場のマスカルポーネは新鮮な自家産の生クリームと生乳から仕上げる、とてもなめらかなクリームタイプのチーズです。
香りさわやかで、コクがあります。クリームに近いマスカルポーネといった印象。
イタリア産と比べるとあっさりとしていて食べやすいです。

今回はいちじくジャムを合わせて召し上がっていただきました。
「食べやすい~!」「パンとよく合う!」と大好評でした。
サラダの生ハムともよく合いました。
国産チーズに興味を持っていただくきっかけになると嬉しいです。

デザートはマロンケーキ。
栗渋皮煮を入れた焼き菓子です。
2種類のクリームを添えてみました。
生クリームとマスカルポーネのミックスと、生クリームとマロンクリームのミックス。
ここでもマスカルポーネが活躍しました。
ミラベルのジャムの酸味でさっぱりと。

お食事の後のお腹具合を確認。
「カットは控えめ?大きめ?」と聞くと
「大きめで大丈夫」とのお答え。
嬉しいです。
しっかり召し上がっていただきました。

今月もご参加いただきありがとうございました。
来月は「木の実のパン」でお待ちします!


2018-10-20 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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