7月パンレッスン終了しました

食のアトリエ・スパロウ、7月パンレッスン「パンとチーズの会」「パンとジャムの会」が終了しました。
今月、パンとチーズの会では有機天然酵母の「ホワイトチョコとマカダミアナッツのリュスティック」を、パンとジャムの会では、ホシノ天然酵母の「青えんどう豆のリュスティック」を作りまし た。

リュスティックはフランス語で「田舎風」の意味。水分を多く含ませた切りっ放しのパンです。
暑い中パンをこねるのは、ひと仕事。
リュスティックは、水分たっぷりのやわらかい生地をヘラで混ぜて作っていくので、台に出してのこね作業がありません。そして、切りっ放しの形で焼き上げるので成形作業がないんです。
これなら夏のパン作りも苦にならないかナ、と思います。

まずは「パンとチーズの会」有機天然酵母「ホワイトチョコとマカダミアナッツのリュスティック」から。


ホワイトチョコとマカダミアナッツの黄金コンビ。
チョコは製菓用のクーベルチュールを使います。
焼いて半分ほど溶けたところの甘みと、ナッツのコリコリ香ばしいのとが相性バッチリ。
冷めたら少しトーストして、何もつけずにそのままで食べるのがおすすめです。


今月のチーズは「フロマージュ・ブラン」でした。
フランス語で「白いチーズ」という意味。フランスでは離乳食にも使われるなめらかなフレッシュチーズです。酸味がマイルドで生クリームよりもあっさり、この時期にぴったりかな、と選びました。
今回はキウイとりんごのジャムでデザートのように召し上がっていただきましたが、ハーブと合わせてディップにしたり、魚料理の付け合わせにしたりとお料理にいろいろと応用できます。

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次に「パンとジャムの会」ホシノ天然酵母「青えんどう豆のリュスティック」のご報告を。
ホシノ天然酵母でこねた生地はほんのり甘くてしっとり、和の食材とよく合います。
ふっくらとした青えんどう豆の甘煮との相性もぴったり、薄めの皮でパリッと焼き上がりました。

今月のジャムはパインとラム酒でした。
甘みが強くて濃い味わいのパインを使って、仕上げにラム酒を少し入れました。
酸味と甘みがはっきりとしていてメリハリのある味。ヨーグルトにたっぷり入れて夏の朝食に食べるのがおすすめです。

実習後のランチタイム。
・パン:今月のパン
・前菜:モッツアレラチーズと桃のサラダ
・メイン:夏野菜のトマト煮・ポークソテー バルサミコソースをのせて
・デザート:ココナッツミルクのゼリー メロンソース添え

今月も夏野菜たっぷりのお料理になりました。
桃のサラダはちょと驚き。桃はオリーブオイルや塩味にも合うんです。

今月のランチデザートはココナッツミルクのゼリー。メロンのソースをたっぷり添えて。
このゼリーはマンゴーや白桃など、だいたいのフルーツと合いますが、メロンがナンバーワンの相性かな、と思います。みじん切りにしたメロンをシロップに漬けたソースと混ぜながらどうぞ。

暑い中、ご参加いただきありがとうございました。
来月も、夏に負けずおいしいパンとお料理でお待ちしますね!


2017-07-17 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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