4月パンレッスン終了しました。

食のアトリエ・スパロウ、4月パンレッスン「パンとチーズの会」「パンとジャムの会」が終了しました。
今月、パンとチーズの会では有機天然酵母の「大きなブリオッシュ」を、
パンとジャムの会ではホシノ天然酵母の「小さなブリオッシュ」を作りまし た。

ブリオッシュと聞くと、丸いコブのついたブリオッシュ・ア・テットを連想される方が多いのではないでしょうか? フランスを代表するこのパン菓子は、地方によって様々なものがあります。
そんなお話を交えながら、スパロウ風にアレンンジした大・小、2つのタイプのブリオッシュをご紹介しました。

まずは「パンとチーズの会」有機天然酵母「大きなブリオッシュ」から。


1斤型で焼きあげる大きなブリオッシュ。
パリ西方郊外の町、ナンテールのブリオッシュ・ド・ナンテールにを参考に作ってみました。
水を使わず、卵・バター・牛乳でこねたしっとり生地はスライスしてお食事パンにぴったり。
お肉料理との相性がいいです。


今月のチーズはマスカルポーネでした。
ブリオッシュのようなバターたっぷりのパンにはパンに負けないくらいコクのあるチーズが合うかなと思います。
マスカルポーネと言えばイタリアが本場ですが、国産のタカナシ乳業のを合わせてみました。
◎ブリオッシュにマスカルポーネ+黒コショウ+生ハム。
◎ブリオッシュにマスカルポーネ+いちごとラズベリーのスパロウジャム。
北海道産の厳選されたミルクの風味を生かしたなめらかなチーズ。コクがありつつ、優しいミルクの甘みで軽い食べ心地で、たっぷり塗ってもモタレないと好評でした。

次に「パンとジャムの会」ホシノ天然酵母「小さなブリオッシュ」のご報告を。

パン屋さんでよく見かける、コブのついた「頭」という意味のブリオッシュ・ア・テッドを参考にしました。
シリコンのマフィン型を使って、失敗なくきれいに丸く焼けました。
プレーンと、お砂糖トッピングの2種類、ゆっくり発酵させた生地はフ~ンワリです。

今月のジャムはいちご&オレンジキュラソーでした。
先月もいちごでしたが、今回はオレンジのお酒を加えて、より爽やかにしてみました。
いちごとオレンジの相性はバツグン、路地ものの出盛り時期に作っていただきたいです。

実習後のランチタイム。
・パン:今月のパン
・前菜:菜花と半熟たまごのサラダ
・メイン:レバーペーストと野菜のチキンロール
・デザート:ポワゾン・ダブリル

メインのお肉料理は自家製のレバーペーストをお野菜と一緒に鶏肉で巻いたチキンロール。
丸ごとオーブンで焼くだけの簡単調理、じっくり火が通って、お肉もしっとり仕上がります。

今月のランチデザートはポワソン・ダブリル。
「4月の魚」という意味のフランスの伝統的なお菓子です。
4月1日のエイプリルフールにお菓子屋さんに並ぶそう。
「サバ」らしくて、簡単に釣られてしまう間抜けさん、ということからだとか。
パイ生地で作ったお魚に、いちごとラズベリーのスパロウジャムとカスタードクリームをたっぷり詰めました。
そんなお話を交えながら、お皿いっぱいの大きなパイもきれいに召し上がっていただきました。

年度はじめのお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
来月も、おいしいパンとお料理でお待ちしますね!


2017-04-16 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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