2月パンレッスン終了しました。

食のアトリエ・スパロウ、2月パンレッスン「パンとチーズの会」「パンとジャムの会」が終了しました。
今月、パンとチーズの会では有機天然酵母のチョコ&チョコ リュスティックを、パンとジャムの会ではホシノ天然酵母のチョコ&チョコちぎちパンを作りました。バレンタイン月にちなんで、どちらもチョコ味。皆さまにも覚えていただいて、ご家族やお友だちへの手づくりプレゼントに楽しんでいただければな、とご紹 介しました。

まずは「パンとチーズの会」有機天然酵母のチョコ&チョコ リュスティックから。

こねない、成形しないの“ないない”づくしのリュスティック。一見難しそうですが、コツが分かれば簡単に焼けてしまいます。生地にココアパウダーを練りこみ、一次発酵後にチョコチップをたっぷり入れました。
焼く前の生地状態からすでにココアのいいにおいがプンプン。
クープもカパッと開いて良い表情に焼き上がりました。

 


今月のチーズはクリームチーズでした。
チョコとの相性はバツグン。このパンにはクリームチーズしかない、とずいぶん前から決めていました。
日本人に昔から親しまれているチーズのひとつですが、ブランドによって味が変わるので用途によって使い分けるといいと思います。
今回は、タカナシ乳業とkiriを食べ比べてみました。
北海道の厳選された生乳を使った国産のタカナシと、自然豊かなフランスの牧場で育った牛の新鮮なミルクを使ったフランスのkiri、どちらもミルクの優しい甘みがしておいしいチーズですが、強いて言えばタカナシの方が少し酸味が爽やかで、kiriの方がマイルドな感じがします。
違いにびっくりしたのはタカナシの口どけの良さです。スーッと舌に馴染んで何ともいい味わいで参加者の方皆さんに大好評でした。

次に「パンとジャムの会」ホシノ天然酵母のチョコ&チョコ ちぎちパンのご報告を。

ココア入りの生地にチョコチップをたっぷり入れたしっとり生地。
ポコポコ小さく丸めたのを一斤型に並べて大きく焼きました。
表面はパリッとして、中はほわほわ。
お子さんに作ってあげたいと、参加してくださった方がわりあい多かったです。
みんなで好きなだけ、ワイワイちぎって食べてみてくださいネ。


今月のジャムはみかんでした。温州みかんの皮と実を房ごと全て使います。
オレンジで作るマーマレードは皮の下処理がたいへんですが、みかんなら楽々。
チョコとの相性もバッチリです。
そんなお話を交えて作り方をご紹介し、小瓶でお持ち帰りいただきました。

実習後のランチタイム。
・パン:今月のパン
・前菜:蕪のソテー 春菊ソース
・メイン:鱈とジャガイモの香草パン粉のせグラタン
・デザート:カフェモカプリン

春菊は子どものころは苦手でしたが、大人になって大好きになった野菜。
この時季にぜひ味わっていただきたくてピュレにしてお出ししました。
春菊に野菜数種を合わせて炒め、昆布出汁でのばして煮詰めたらブレンダーでピュレにします。
冷凍しておけば、スープなどに重宝します。
春菊はちょっと苦手で… という方が、きれいに平らげてくださり嬉しかったです。

今月のランチデザートはカフェモカプリン。
ココアとコーヒーをミックスしたプリン生地に、ホロ苦カラメルソースをきかせた大人のプリンです。
生クリームとみかんジャムを添えて召し上がっていただきました。
おなかいっぱいでもペロリッ でした。

寒い中、ご参加いただきありがとうございました。
おいしいパンとおやつで真冬を楽しんで乗り切りたいですね。
春が待ち遠しいです。


2017-02-26 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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