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昔の料理本が好き
鮮やかな缶詰の黄桃やサクランボを散りばめたデコレーションケーキ。
缶ミカン入りのポテトサラダ。
ショートケーキ仕立てのちらし寿司。
赤や緑のフルーツゼリー。
カラフルな写真を眺めるとワクワクします。
外国の食材が手に入りにくい時代、身近な材料でどれだけ工夫するか。
子どもやだんなさま、家族が喜ぶメニュー。
食卓を華やかに飾るアイデア。
料理への情熱にあふれています。
ちょっと息抜きしたいな、という時は本の部屋に行って目についた古書のページをめくります。
どちらかというと、今は時間短縮料理や作り置きおかずといった、作る人の事を考えたレシピが多いような気がします。
昔の本では、家族を喜ばせたいな、お客さまをアッといわせたいな、と、食べる人の事を考えたレシピが多いような気がします。どちらも正解だと思います。時代の変化なのでしょうか。昔は女性たちをとりまく時間がゆっくり流れていたのでしょうか。
こんなのアリィ!?と斬新なアイデアの発見とあわせて、おっとりとした空気が心地よくて、昔の料理本が好きです。
11月のパンレッスン募集開始しました
食のアトリエ・スパロウです。
2016年11月のレッスンについてお知らせします。
少し涼しくなり、ようやく秋らしくなりました。
……と言ってみましたが、夏が大好きな私は秋の訪れが少し寂しくもあります。
栗蒸しようかん、栗きんとん、栗のお菓子を近所の和菓子屋さんで見かける度に秋を感じています。
11月はミルクを使ったパンをご紹介したいと思います。
皮はパリッ、中はほんのり甘くてしっとりのシンプルパンはどなたにでも喜んでいただけるかなと思います。
これをマスターすれば、あれこれ応用ができますよ。
有機天然酵母のパンを作った後にパンに合うチーズをご紹介する「パンとチーズの会」と、
ホシノ天然酵母のパンを作った後に手作りジャムをご紹介する「パンとジャムの会」があります。
スケジュール・メニュー詳細はHPのCalenderに掲載しています。参加ご希望の方は、メールフォーム contact からお申し込みください。
直接メール送信される場合は下記まで。メールにてご返信します。
lesson@atelier-sparrow.com
パンと器と豊かな時間。
楽しく作って楽しく食べることを大切にしたいと思います。
初心者大歓迎!なごやかなひとときをご一緒してくださる方、ご参加をお待ちしています!
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11月のレッスン
パンとチーズの会(有機天然酵母)
ミルクのプチパンを作ります。
プチパンに合うチーズを1品ご用意し、チーズプロフェッショナルの講師がお話しします。
実習の後は、講師コレクションの民芸の器でランチをゆっくり召し上がっていただきます。
7500円 10時~14時
11月21日(月)
11月23日(水・祝)
11月26日(土)
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ミルクで捏ねたしっとりパンは何も付けずに生地だけで食べてもおいしいです。
まん丸顔で笑っているような表情は作る人によってさまざまなところが面白いです。
パンに合うチーズは優しい風味のフレッシュチーズを予定しています。
パンとジャムの会(ホシノ天然酵母)
ミルクハースを作ります。
季節の果物のジャムをご紹介し、お持ち帰りいただきます。
実習の後は、講師コレクションの民芸の器でランチをゆっくり召し上がっていただきます。
7500円 10時~14時
11月5日(土)
11月12日(土)
11月16日(水)
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ミルクで捏ねた素朴なパン。
ハースブレッドとは、窯で直焼きするパンの総称で、一般的には砂糖や油脂が入らないシンプルなものが多いようです。
ふんわりミルクの風味が感じられるように工夫しました。
スライスしてジャムサンドにしてもおいしいです。
季節の自家製フルーツジャムもご紹介し、小瓶でお持ち帰りいただきます。
カタカナ自由が丘店「デザート展」へ出品します!
自由が丘「カタカナ」さんの6周年記念イベント「デザート展」にお誘いいただき出品します。
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」がキャッチコピーの楽しいセレクトショップです。
食事の最後を彩りワクワクするデザート、この先に待つストーリーへの期待を込めて開催されるものです。
今回、スパロウとYUYAは二人で出品。
私たちは、ポストカード、(切り絵原画付)マッチ箱、ペーパーコースター、
そして、食のアトリエ・スパロウ製のフルーツジャムも出品します。
ジャムは「桃とキルシュ(洋酒)」「洋梨と白胡椒」の2種類。
私が作った手づくりジャムにYUYAデザインのラベルをつけました。
期間中は外のマルシェスペースで週末ごとにおいしいマルシェが日替わりで登場するようです。
秋のお散歩にぜひお出かけください!
内容の詳細はこちらを。
http://katakana-net.com/2016/09/dessert.html
オープン6周年記念イベント「デザート展」
日時:10月1日(土)~14日(金)11:00~20:00
場所:katakana自由が丘店
*マルシェ終了時間はそれぞれ異なります。
〒158-0083東京都世田谷区奥沢5-20-21
Tel 03-5731-0919
出品作家
秋山昌史・おいしいせかい・ささきめぐみ・佐々木恵・3人工房・
田路恭子・童話の小路・ハイジ・845・福家聡子・秘密の苺MICOE・
BU BU SETTETE・YUYA&食のアトリエスパロウ 他 (敬称略)
「民芸パン教室」って?
~パンとお菓子と民芸と~
天然酵母のパンやお菓子を作って、各地で集めた手仕事の器と楽しむ「民芸パン教室」。
こんな風に教室のキャッチコピーをつけました。
民芸パン教室といっても、レッスン後のランチを民芸の器で召し上がっていただくだけの事なのですが…
数年前に鳥取の器に出会い、鳥取の窯元をレンタカーで10か所あまりめぐったのがきっかけで、主に民芸の器のとりこになりました。
それまではとにかく飾り気のないものが好きで、無印良品の白い食器ばかり使っていました。
その土地の土や釉薬からできた器たちは素朴だけど生活道具として長く使われてきた機能美が備わっていて美しいと思いました。
地方によってまちまちな表情をしているのも楽しく、不思議とどの器もお菓子や料理を優しく受けとめてくれ、テーブルが楽しくなりました。
また、作家さんの工房を訪ねては現地の風土を見たりお話を聞いたりするのはとても楽しい経験でした。
お仕事の邪魔をしてはいけないと事前にご都合をお聞きして訪ねるのですが、どの作家さんもおおらかに受け入れてくださいました。
たいていが町中から外れた山間で、夜は人通りが全然なくて真っ暗、食事をしようにもレストランなんてなくて動物や虫の声が響いているような場所です。
真夜中でもうっすらとビル明かりがして喧噪が絶えない便利な東京に慣れてしまっていますが、地方が不便なのではなくて、東京が特殊なんだ、なんて思いました。
手料理を盛った器を見ると、作家さんの顔や土地の様子が浮かんで、あの時はこうだったよね、なんて相方と話がはずみます。
友人を呼んで食事会をする機会が少しずつ増え、いつの間にかいろいろなお客様が我が家へごはんを食べに来てくれるようになりました。
お気に入りの器を囲んでお料理や音楽や民芸品の話をしたり、たくさんの方と知り合うことができました。
おしゃれでも、洗練されたものでもないけれど、料理が好きでパンが作れて良かったなぁと思います。
新しいアトリエで教室をはじめるにあたり、どんな風にやっていこうかと随分考えました。
他の教室を調べたり、インターネットでデータを調べたりすればするほど、人のまねごとになりそうで途中で止まってしまいました。
そんな中、相方とよもやま話をしている時に、どこかからポーンと出てきたのです。「民芸パン教室」という言葉が。
パンや料理や器のおかげで数倍楽しくなった日常を、生徒さんたちと分かち合えればこんなに嬉しいことはないと思います。
レッスンでは、繰り返し作りたくなるようなシンプルなパンを実習していただいた後、趣味で集めた民芸中心の器でランチをゆっくりと召し上がっていただきます。
ただそれだけの事ですが、アトリエの空気を味わっていただいて、日々のニッコリがちょっぴり増えると嬉しいです。
初めて天然酵母パンにトライしたときのこと
新しいブログでは、ふと思いついたこと、なんでもないことなんかもポツポツと書いていきたいと思います。
今回は、初めて天然酵母パンにトライしたときのことを思い出しながら。
子どものころからパンが大好きでした。
朝食は家族皆がご飯なのに私だけパン。母にせがんで私の分だけ食パンを買ってもらいました。
スーパーへ買い物についていっては、フジパンのレーズン食パンを選んでいました。
社会人になって一人暮らしを始めてからは3食がパン。
天然酵母の酸味のあるパンにハマり、休みのたびに富ヶ谷のルヴァンへ行きました。
結婚後、天然酵母のパンを焼いてみたいと思うようになり、一番簡単そうな本を買ってみました。
レーズン、リンゴ、ヨーグルト、いろんな酵母の起こし方が載っています。
たまたまニンジンが手元にあったので、ニンジン酵母を作ることにしました。
煮沸消毒した瓶にすりおろしたニンジンと水とハチミツを入れて、
暖かい場所が良いかと日の当たる窓辺に置いて発酵を待ちました。
1週間が過ぎても何の変化もありません。
相方と毎日観察し、瓶を振って無理やり泡を立てては「発酵してきたかな?」と話していました。
その内、ニンジンから変な臭いがしてくる始末。泣く泣くニンジンを処分しました。
自家製天然酵母のパンを作れるようになるために、まずイースト製パンの基本から習ってみよう。
そう思ってパン教室に通いはじめました。
モノ・モノの1day cafeにお菓子を出します
東京・中野の作り手のコミュニティーサロン「モノ・モノ」で九州クラフトデザイン展・東京が開催中です。
そのイベントの一つ、9/22の1day cafeで、私のお菓子を出していただくことになりました。
モノ・モノは工業デザイナーの秋岡芳夫が設立した工芸デザイン運動の拠点、現在は作り手のコミュニティーサロン&レンタルスペースとして運営されています。ご近所ということもあり、以前よりお世話になっています。
今回のカフェイベントでは、丁寧に入れたハンドドリップのコーヒーとキャラメルリンゴのバタケーキがセットになっています。
熊本の有機栽培小麦粉と発酵バターをを使い、キャラメリゼしたリンゴをたっぷりのせました。(モノ・モノさんのFBのイメージ写真は違うケーキのようですが…)。
キャラメル風味のほろ苦さがコーヒーにピッタリ。
残念ながら当日私は会場にはおりませんが…。
九州のクラフトをご覧いただきながら召し上がっていただきたいです。
イベント詳細はモノ・モノのFBに掲載されています。
https://www.facebook.com/group.monomono/posts/1102341333192681
雑誌nidに掲載いただきました
9月20日発売号の雑誌nid(ニド)に私たち二人のアトリエオープンの記事を掲載いただきました(P24-25の2ページ)。
今までに何度も取材していただいたおなじみの雑誌nid(ニド、musashi books)。
最新号の特集は「わたし好みの民芸探し」。nidは毎回特集の内容が変わる生活情報誌ですが、今回の民芸特集は民芸好きに聞いた使い方・スポット・店など盛りだくさんの内容で見応えタップリです。
わが家のアトリエ・オープンに向け、「アトリエ・フォークを訪ねました」と題した2ページ分の記事を掲載いただきました。いつもの編集部の方たちの取材にすっかりリラックスし、少々笑いすぎかも…の感はありますが…。私のパン・お菓子の教室や、切り絵作家の夫YUYAの作品展示をする1階のオープンスペースを中心に掲載されています。
一緒に写っているのはバナナとピーカンナッツのパウンドケーキです。じんわりと味わいたい秋のお菓子を試作してみました。信楽の作家さん山田洋次さんのお皿に盛りました。同郷の山田さんとは親しくさせていただいており、大好きな作家さんです。素朴なお菓子を優しく受けとめてくれる器だなと思います。
プレッツェル&ドイツチーズセミナー終了しました
今日は立川のチーズ王国本店で開催の「マダム久田早苗と一緒に作るプレッツェル&ドイツチーズセミナー」でプレッツェル作りセミナー講師を担当させていただきました。
12名の参加者の皆さまにお一人5個ずつ、合計60個のプレッツェルをお作りいただきました。
短い時間の中、たくさんのパンを皆さま和気あいあいと実習いただきました。マダム久田のフランスやドイツのお話も軽快で和やかな会となりました。
出来たてのアツアツにバターとシナモンシュガーをタップリまぶしたプレッツェルは大好評、頑張って作った醍醐味ですね。
ありがとうございました!
ニッコリ思い出しながらまた作っていただけると嬉しいです!
10月のパンレッスンについて
食のアトリエ・スパロウです。
2016年10月から始まるレッスンについてお知らせします。
スパロウのレッスンでは、信頼できる生産者さんより直接仕入れた国産小麦を使い、家庭で作りやすいレシピでお伝えします。
デモンストレーションをご覧いただきながら実習し、講師が作ったパンをご試食いただきます。
実習の後は、趣味で集めた民芸の器でランチをゆっくり召し上がっていただきます。
有機天然酵母で作る「パンとチーズの会」と、
ホシノ天然酵母で作る「パンとジャムの会」があります。
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有機天然酵母
厳選された酵母と有機小麦が原料のドライ・イーストタイプの天然酵母。
通常の天然酵母よりも扱いやすく、モッチリした食感に仕上がります。
ホシノ天然酵母
米由来の酵母を日本古来の醸造技術を応用して育てたもの。
麹由来の独特の甘味があり、しっとりと仕上がり、和素材とも合います。
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パンやお菓子が初めての方でもお気軽にご参加ください。
一回完結でレッスンを行い、毎月1日に翌月分のスケジュールを公開します。
スケジュール・メニュー詳細はHPのCalenderに掲載しています。
参加ご希望の方は、メールフォーム contact からお申し込みください。
直接メール送信される場合は下記まで。
lesson@atelier-sparrow.com
メールにてご返信します。
パンと器と豊かな時間。
楽しく作って楽しく食べることを大切にしたいと思います。
なごやかなひとときをご一緒してくださる方、ご参加をお待ちしています!
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10月のレッスン
パンとチーズの会(有機天然酵母)
クルミのリュスティックを作ります。
リュスティックに合うチーズを1品ご用意し、チーズプロフェッショナルの講師がお話しします。
実習の後は、講師コレクションの民芸の器でランチをゆっくり召し上がっていただきます。
7500円 10時~14時
10月25日(火)
10月29日(土)
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リュスティックはフランスの素朴なパン。水分が多くてモッチリ皮はバリッ。
捏ねない&成形ナシなので初心者の方でも楽々お作りいただけます。
パンに合うチーズもお楽しみ。召し上がりやすいハードチーズを予定しています。
パンとジャムの会(ホシノ天然酵母)
青えんどう豆のリュスティックを作ります。
季節の果物のジャムをご紹介し、お持ち帰りいただきます。
実習の後は、講師コレクションの民芸の器でランチをゆっくり召し上がっていただきます。
7500円 10時~14時
10月10日(月・祝)
10月22日(土)
*
リュスティックはフランスの素朴なパン。水分が多くてモッチリ皮はバリッ。
捏ねない&成形ナシなので初心者の方でも楽々お作りいただけます。
ホシノのパンは和素材との相性がバッチリです。
季節の自家製フルーツジャムをご紹介し、小瓶でお持ち帰りいただきます。
食のアトリエ・スパロウです。10月から天然酵母のパン教室をはじめます。
「スパロウ」は、毎朝ベランダにやってくるスズメ(sparrow)のように、仲間がワイワイ集う場になればと願い名づけました。
東京・中野の小さなアトリエで、民芸品とともに暮らしながら、この秋から、天然酵母を中心としたパン、お菓子・ジャム・チーズの教室と販売、月に1度のイベントを開催していきます。
10月より天然酵母のパン教室をはじめます。
私の教室では、ビシバシきれいなパンを作るというよりは、楽しく作って楽しく食べることを大切にしたいと思います。
実習の後は、スパロウが趣味で集めた民芸の器で、ランチをゆっくり召し上がっていただきたいと思います。
手作りの楽しさをご一緒してくださる方、ご参加をお待ちしています!
9月16日から、10月のレッスンスケジュールを公開します。
スケジュール詳細はHPのCalenderに掲載しています。
(※以前のブログはこちら)
パンセミナー(プレッツェル)開催のお知らせ
9月17日(土)立川のチーズ王国本店でパンとチーズのセミナーを開催します。
チーズの部は日本人熟成士の第一人者、久田早苗さんがドイツお土産チーズを中心にお話しくださいます。
今回、パンの部で講師を担当させていただくことになりました。
ドイツと言えばプレッツェル、ソフトタイプのプレッツェルをご紹介します。
パン作り初心者の方でも簡単にお作りいただけるレシピをご用意しました。
捏ねから焼き上げまで体験いただきます。
グループ形式での作業となりますので、初めての方でもワイワイ楽しくお作りいただけます。
プレッツェルは焼きたてが一番!
モッチモチのおいしさをぜひ味わっていただきたいです。
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9月17日(土)
第一部(手作りプレッツェル実習)15:00~/講師:スパロウ圭子/定員:12名
第二部(チーズセミナー)18:00~/講師:久田早苗さん/定員:18名
会場:チーズ王国本店(立川市栄町4-16-1 電話042-513-4101)
参加費:第一部、第二部通し参加8000円/第二部チーズセミナーのみ参加5000円(第一部パンセミナーのみのご参加は不可)
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応募方法等詳細はチーズ王国FBをご覧ください。
この夏ドイツを訪れたマダム久田こと久田早苗さんが、ドイツワインなどもご用意され、希少な甘口ワインをご試飲頂けるそうですよ。
皆様のご応募をお待ちしていま~す!