6月パンレッスン終了しました。

食のアトリエ・スパロウ、6月パンレッスンが終了しました。
パンとチーズの会では有機天然酵母の「お食事ブリオッシュ」を作りまし た。

ブリオッシュといえば、日本では甘いお菓子のようなパンが多いですが、フランス料理では、フォアグラを乗せてアミューズにしたり、中にべシャベルソースを詰めてオードブルにしたりと、お料理素材に使われることが多いようです。
今回は、お食事に合う甘さ控えめのブリオッシュを作りました。

パウンドケーキ型で食パンのように大きく焼きました。
ブリオッシュには、丸くコブのついた「アテッド」、ドーム形の「ムスリーヌ」、大きな「ナンテール」など、フランスの地方によってさまざまな形があります。
今回のはナンテールに近いでしょうか。スライスして食べたいナ、とこの形にしてみました。
柔らかくて少し扱いにくい生地ですが、皆さんがんばって丸めて焼き上げました。
焼き始めるとバターのいい香りが広がって幸せ~。作った人の特権ですね。
ふっくら元気に焼き上がりました。

実習後のランチタイム。
・パン:お食事ブリオッシュ
・スープ:里芋の冷たいスープ
・メイン:豚ヒレ肉のピッツアソース
・チーズ:茶臼岳(日本)
・デザート:パンナコッタ 2色ジャム添え

メインは豚ヒレ肉のソテー ピッツァソース。ケイパーやアンチョビ入りのトマトソース、ピザ生地にお肉料やお魚料理に万能、作り置きしておくと便利です。仕上げにモッツアレラチーズをトッピング。ブリオッシュにはお肉料理を合わせたいナと今月のメニューにしました。
里芋のスープは、何のスープだと思う?と聞くと、皆さんすぐには分からなかったみたいです。
お野菜なら何でもスープにして食べるんですが、里芋は冷製にした方がぬめりが少なくて口当たりが良いかナと思います。おいしい黒コショウをきかせて生クリームを入れてポッテリと。夏の食欲落ちる時季におすすめです。

今月のチーズは「茶臼岳」ちゃうすだけ でした。
那須高原今牧場の山羊乳チーズです。
ファーストクラスの機内食に採用されたり、チーズコンテストでの受賞や、テレビなどメディアで紹介されるなど、大評判のチーズです。
清潔な環境の中で育った山羊のおいしいミルクからできたチーズはさっぱりとしていて、余計な臭いはまったくありません。
以前お邪魔した時には、可愛がられて優しい顔の山羊や整った工房を見せていただきました。
良い状態の山羊チーズは、さっぱりと食べやすいんです。

パインジャムと生のブルーベリーを添えて召し上がっていただきました。
チーズ初心者の方ばかりだったのですが、そのままでも皆さん「さっぱりしていておいしい~!」と大好評でした。
甘酸っぱいジャムとも合ったようで「もったいないから」と、ゆっくり味わっておられました。

 

今月のランチデザートはパンナコッタでした。
生クリーム多めの濃厚タイプに自家製のキウイジャムとパインジャムを添えて。
こってり&甘酸っぱい、でペロリと召し上がっていただきました。

梅雨空の中ご参加いただきありがとうございました。
来月は簡単にできる!「バター醤油コーンのリュスティック」でお待ちします!


2018-06-18 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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