12月パンレッスン終了しました。

食のアトリエ・スパロウ、12月パンレッスン「パンとチーズの会」が終了しました。
今月、パンとチーズの会では有機天然酵母の「パネトーネ」を作りまし た。

クリスマスといえば、最近はドイツのシュトレンが人気。しっとりどっしりしたシュトレンも好きですが、イタリアのふんわりとしたパネトーネも大好き。今年はパネトーネをご紹介することにしました。

卵やバターがたっぷり入ったパネトーネ、フランスのブリオッシュ生地と似ています。
水分が多くてやわらかい生地にレーズンやオレンジピールなどのドライフルーツを入れたもの。
ベタベタするので捏ねや扱いがちょっとたいへんなのですが、パネトーネ型に入れて最終発酵まで進んでいきました。最初はカップの半分くらいしかなかった生地がカップのフチすれすれまで膨らみました。いいよいよ焼きです、うまくいくでしょうか?

大成功! 型から頭を出して大きく膨らみました。
上掛けのマカロン生地にいい焼き色がつきました。
カリッとしていて、柔らかい中の生地のアクセントになります。

実習後のランチタイム。
・パン:パネトーネ
・サラダ:オレンジ白菜とグレープフルーツとリンゴのサラダ
・メイン:ポークハーブソテー、フルーツソース
・デザート:さつま芋のバターケーキ&さつま芋ジャムとマスカルポーネのムース&柿とリンゴのキャラメルソテー 盛り合わせ

お料理はクリスマスっぽく少し華やかな感じにしました。
メインはポークのハーブソテーにドライフルーツとナッツを合わせたソースをからめてみました。パネトーネ作りでドライフルーツが残ったら、こんな風にお肉料理に使っても、との提案でした。
サラダの白菜には、甘みがあって生がおいしいオレンジ白菜を使いました。我が家では一昨年から冬場に便利に使っています。

今月のチーズは「スティルトン」。世界三大ブルーチーズのひとつでイギリスの伝統的なチーズです。地元ではクリスマスプレゼントに陶器やシルバーの可愛らしいポットに入ったスティルトンを贈るならわしがあるとか。
濃厚なコクの中にシャープさとほろ苦さが入った上品な味わい、塩味穏やかでハチミツのような甘みがあります。フルーツ入りのパンと良く合うかナと思います。ハチミツを添えてお出ししました。初めて召し上がる方にも、ピリピリしなくて食べやすいと好評でした。

今月のランチデザートはさつま芋を使ったバターケーキとムース、リンゴと柿のキャラメルソテーを盛り合わました。どれにしようか迷ったのですが、クリスマスメニューだから、エイッ!と全て召し上がっていただきました。
ムースは自家製さつま芋のジャムにマスカルポーネを合わせたもの。ほんのりした甘みとぽってりした舌触りで、いくらでも食べてしまいそう。食べる分だけよそっておかないと危険なデザートだねぇと、皆さん気に入ってくださった様子でした。

年末のお忙しい時期にご参加いただきありがとうございました。
実家に帰ったら母親と一緒にパネトーネ作ってみます、とのお声もありとても嬉しかったです。
来月は何と1月。今年はありがとうございました。来年もおいしいパンとお料理でお待ちします!


2017-12-18 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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