徳島「遠近 をちこち」でパン作りワークショップを開催しました

切り絵作家の夫 YUYA 徳島「遠近 をちこち」個展では、私も食のイベントを開催しました。
会期2日目の12月9日(土)に、パン作りワークショップを行いました。
特産のなると金時芋を使ったパンをフライパンで作りました。

昨年オープンしたばかりの初々しい広い店内。喫茶スペースを使ってゆったりと開始しました。
10名の参加者の方へまずはご挨拶を。
『スパロウなんて名乗っているので、だんな様はアメリカ人ですか?ってたまに聞かれますが、
地味な日本人です』 緊張気味の空気の中、クスッと笑い声があがりました。
しめしめ、リラックスして作っていきましょう。

短い時間での開催だったので、1次発酵まで終了した生地を用意しておきました。
生地をボールから出して分割するところからスタートです。
成形作業では、広げた生地になると金時芋の甘煮を散らして巻きずしの要領で巻いていきました。
参加者の方にも巻いていただきました。
こんなにたくさん巻けるの???というくらい具材がふんだんでしたが、伸びが良く扱いやすい生地だったので上手に太巻き状態にできました。

1本を6等分に輪切りにしてフライパンに丸く並べます。
お湯を張った鍋にフライパンを乗せ蓋をして最終発酵。
特別に発酵器がなくても、ふっくら発酵しました。
皆さん、ふかふかにふくらんだ生地が可愛くて仕方ない様子でした。

いよいよ最後の焼き時間。今回のメインイベントです。
フライパンの蓋を使って、大きなかたまり丸ごと「エイッ」と気合を入れてひっくり返します。
今までパン作りの作業を積極的にやっていた皆さんも少々ヒキ気味。
やってみたいとの立候補はゼロ。後で聞いてみると、みんなの分を落とすのが怖いからとのことでした。

弱火で5分たつ度に「エイッ」とひっくり返すこと4~5回。
最初は怖がっていた皆さんも慣れてきた様子、30分弱くらいで良い焼き色になりました。

ふんわり&こんがり焼けました。
慣れない会場でちゃんと焼けるか心配でしたがホッと一安心。
「ワーア、ふっくら~!」お腹がすいて早く食べたい様子。
ハチミツと黒ごまをトッピングして試食です。

お店のおいしいコーヒーと一緒にお待ちかねの試食タイムです。
お家でパン作りをするきっかけになればと、フライパンで作ることを思いついたメニューでした。
せっかくだから特産品の鳴門金時芋を使いました。
地元の方は食べ飽きているかしら?と少し心配でしたが、皆さん大好きだそうで好評でした。
この時季だと、レンコンが採れるそうで、お惣菜系のパンが作れそう。
わかめを使えませんか?とのご質問にはすぐにお答えできませんでした。
フランスでは海藻入りのパンがあるのですから、何かできそう、宿題にさせてもらいました。

2時間のワークショップでしたが、和気あいあいと楽しく作ることができました。
おいしく焼けたのも、素直で優しい皆さんのおかげ、素敵な時間をありがとうございました!


2017-12-14 | Posted in Blog, パンレッスンComments Closed 

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