スパロウさんの食の旅vol.1「タルト・タタン」開催しました。

アトリエ・フォークでこの秋から始まった『とっておきの週末』シリーズの
『スパロウさんの食の旅』。
作るのは苦手でもおいしく食べて楽しみたい、という方向けの雑学会です。
食にまつわるお話で楽しくお勉強した後は、特製デザートでおしゃべりタイム。
第1回目のテーマは、フランスの伝統的なお菓子「タルト・タタン」でした。

タルト・タタンの歴史をご案内し、本場フランス『元祖タタン』の再現レシピで作った
黄金色のタルト・タタンをお召し上がりいただきました。
皆さんがお越しになる前に、朝から張り切ってお菓子を作っておきました。


本家本元、フランスのホテル・タタンのレシピを元にタルト・タタンを作りました。
りんご5個分、ケーキ型に山盛りにりんごを詰めます。
ちゃんと焼けるのでしょうか??


オーブンで1時間あまり、何とか型に収まっています。


お皿をかぶせてひっくり返し。
黄金色のりんごが現れました。ちゃんと型通りに抜けました。ホッ!


午後から、お申込みいただいたおいしいもの好きの皆さんがお越しになりました。
簡単な自己紹介や、お好きなりんご菓子について教えていただいた後、今回のテーマについてお話させていただきました。
タルト・タタンの誕生エピソードや、現地の風土を資料にしてお持ちいただきました。
そのほか、日本で初めてフランスのタルト・タタン協会に認められたお店のことや、青森でのタルト・タタンを活用した町おこしイベントのことなどお話しさせていただきました。
最後にリンゴのお勉強も少し。おいしく保存するコツや、おいしい食べ方、品種による特徴など。
夏の終わりから春先まで、リンゴは出回る期間が長いですが、時期によって出荷される品種が変わり、それぞれ味や食感に特徴があります。


クイズ形式で答えていただいたり、ワイワイ楽しくプチお勉強していただきました。
おいしいものが好きな方ばかり、みなさん熱心に耳をかたむけてくださいました。


一通りお勉強の後は、お待ちかねのお茶とお菓子とおしゃべりの時間。
今回はもう一品、オリジナルレシピの、キャラメルリンゴのバターケーキをご用意しました。
クルミ入りの生地に、しっかりキャラメリゼしたリンゴを乗せてじっくり焼きました。キャラメルのホロ苦さとリンゴの酸味とバターのコク、秋から冬にピッタリなお菓子かな、と思います。


どちらも大ぶりカットでたっぷり召し上がっていただきました。
シャッキリ酸味のきいたタルト・タタンと、まったり味深いバターケーキ、それぞれお口にあった様子。
お菓子のこと、お家のこと、お料理のこと、お仕事のこと… お話ししながら、いつの間にかお皿は空っぽでした。

「食べるだけって気楽でいいですねぇ」とのお言葉も。
たまにの週末くらいは、好きなことでリフレッシュしてもらいたいな。
そんな思いつきてはじめた『とっておきの週末』シリーズですが、少しはお役にたてたようで、嬉しいかぎりです。
おいしくて、ちょっとだけお勉強になる「スパロウさんの食の旅」、また違ったテーマで開催していきたいと思います。
冬の足音が聞こえそうな寒い中、ご参加いただきありがとうございました!


2017-11-18 | Posted in BlogComments Closed 

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